通所リハビリテーション(デイケア)
【概要】通所リハビリテーション(デイケア)とは?
【ひと言で簡単に説明】
通所リハビリテーション(デイケア)とは、何ですか?
通所リハビリテーション(デイケア)とは、簡単に言うと「医療提供施設で日帰りで受けられるリハビリ」です。
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通所リハビリテーション(デイケア)のアウトライン
通所リハビリテーション(デイケア)とは、医療提供施設において、理学療法などのリハビリテーションを日帰りで受けられる介護サービスです。利用者の心身機能の維持回復や生活機能の維持・向上を目指しています。
通所リハビリテーション(デイケア)は、介護保険制度の1つである居宅サービスに分類されています。そのため、利用には要介護認定を受けることが必須です。要介護度・要支援度の低い人が多く利用されており、要介護度1以下の人で利用者の約50%を占めています。
要支援者は、同様のサービスである介護予防通所リハビリテーションを利用することができます!
リハビリはあくまで医療行為なので、デイケアの利用には主治医の指示書が必要になります。
通所リハビリテーション(デイケア)を利用できる施設
リハビリテーションは医療行為であるため、通所リハビリテーション(デイケア)は以下の医療提供施設で実施されています。
- 病院
- 診療所
- 介護老人保健施設(老健)
- 介護医療院
病院・診療所が約55%、老健が約45%を占めています!介護医療院は極々わずかです!
通所リハビリテーション(デイケア)のサービス内容
通所リハビリテーションの主な目的はリハビリですが、それ以外のサービスも提供されています。具体的な内容を以下にまとめています。
- 送迎
- 看護師によるバイタルチェック
- 入浴介助
- リハビリ
- 食事介助
- レクリエーション
デイケアは、デイサービス+リハビリというイメージです!
通所リハビリテーション(デイケア)の人員基準
通所リハビリテーションでは、医療行為であるリハビリを実施するため、類似のサービスである通所介護(デイサービス)と比べて人員基準が厳しくなっています。そのため、専任の常勤医師やリハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の設置が必須となっています。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士については、こちらの記事も合わせてご確認ください!
通所リハビリテーション(デイケア)とよく似たサービス
通所介護(デイサービス)
通所介護は、日常生活における介護や機能訓練が主な目的です。介護職員により実施されており、リハビリは行いません。
訪問リハビリテーション
利用者の自宅で行うリハビリです。主に、自宅の浴槽での入浴訓練など自宅における生活動作を向上させたい場合に利用されます。
【データ】数値で現状を確認
平成31年度現在
事業所数:7,920
利用者数:約61万人
【定義】
- タップで確認
-
この法律において「通所リハビリテーション」とは、居宅要介護者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、介護老人保健施設、介護医療院、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、当該施設において、その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションをいう。
介護保険法第8条の1
【Q&A】通所リハビリテーション(デイケア)に関するよくある疑問・質問まとめ【FAQ】
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【参考サイト】
【マンガ(漫画)】
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【国試対策】国家試験の過去問解説
資格試験の過去問で知識を整理しましょう!試験対策にもお役立てください!
医師国家試験
法律に基づく在宅ケアについて正しいのはどれか。2つ選べ。
医師国家試験 第114回 C-31 (2020/令和2)
- a:ケアプランは介護福祉士が作成する。
- b:人工呼吸器は在宅で使用可能である。
- c:訪問介護には医師の指示書が必要である。
- d:訪問診療は計画的・定期的に行う在宅医療である。
- e:通所リハビリテーションには医療保険が適用される。
- 解答を見る
-
- a:ケアプランは介護福祉士が作成する。
- 誤り。
- b:人工呼吸器は在宅で使用可能である。
- 正しい。
- c:訪問介護には医師の指示書が必要である。
- 誤り。
- d:訪問診療は計画的・定期的に行う在宅医療である。
- 正しい。
- e:通所リハビリテーションには医療保険が適用される。
- 誤り。
- a:ケアプランは介護福祉士が作成する。
80歳の男性。要介護2。糖尿病の増悪に対する血糖コントロールと認知症の精密検査のため入院中である。担当医の許可なく病院から外出することがあり、病気の理解度が非常に低い。現在は高齢の妻と2人暮らしで、子供はいない。夫婦とも退院後は自宅で暮らすことを希望している。身体に麻痺などの障害はない。退院後もインスリン注射、経口血糖降下薬および抗認知症薬による継続治療が必要である。インスリン注射手技は妻が習得したが自信がないという。患者本人、妻、その他の家族、ケアマネジャー、医療ソーシャルワーカー、医師および看護師を含む多職種カンファレンスの結果、自宅へ戻ることになった。
退院時に優先して手配を考慮すべき地域サービスはどれか。医師国家試験 第110回 G-43 (2016/平成28)
- a:訪問看護
- b:送迎サービス
- c:居宅介護住宅改修
- d:訪問入浴サービス
- e:通所リハビリテーション
- 解答を見る
-
- a:訪問看護
- 正しい。
- b:送迎サービス
- 誤り。
- c:居宅介護住宅改修
- 誤り。
- d:訪問入浴サービス
- 誤り。
- e:通所リハビリテーション
- 誤り。
- a:訪問看護
看護師国家試験
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ケアマネジャー試験
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