介護療養型医療施設(介護療養病床)
【概要】介護療養型医療施設(介護療養病床)とは?
【ひと言で簡単に説明】
介護療養型医療施設(介護療養病床)とは、何ですか?
介護療養型医療施設(介護療養病床)とは、簡単に言うと「医療が必要な要介護者の長期療養施設」です。
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介護療養型医療施設のアウトライン
介護療養型医療施設とは、医療の必要な要介護者の長期療養施設です。病院や診療所の中に設置されているため、施設サービスの中で最も医療提供体制が整っています。病院の中にはありますが、あくまで介護施設という位置付けであるため、入所対象となるのは病状の安定している長期療養者です。ただし、詳しくは後で述べますが、2023年度末に廃止予定で、法律からは既に存在が消されています。
介護療養型医療施設は、介護療養病床とも呼ばれています!
介護療養病床とは?
介護療養病床が何かを理解するために、まず病床について説明します。病床とは、要は病院のベッドのことです。このベッドの使用目的、すなわちそのベッドにどんな人が入院するのか、によって5つに分類されています。この中の一つが、長期療養患者が入院するためのベッドである療養病床です。療養病床は、使える保険制度によって次の2つに分かれています。
- 医療療養病床(医療保険を利用)
- 介護療養病床(介護保険を利用)
介護療養病床は、病院あるいは診療所内の介護療養型医療施設に配置されています。そのため、介護療養病床と介護療養型医療施設が同義として用いられています。
廃止の経緯
どうして廃止になるのですか?
長期療養患者では医療療養病床と介護療養病床の区分が難しいという問題があります。実際にどんな患者がそれぞれの病床に入院しているかを調査したところ、どちらの病床にも、同じ程度のADL区分(患者の自立度合い)・医療区分(病気の重さ度合い)の患者が入院しており、両者の差がほとんどないことが分かりました。そこで、この区分を明確化するべく、介護療養病床(介護療養型医療施設)を他の介護保険利用施設へと転換することが推進されています。そのため、2018年に新たな介護施設である介護医療院が創設され、介護療養型医療施設が廃止されることが決定しました。ただし、当初は2017年度末に廃止予定でしたが延期され、現在は経過措置期間となっており、2023年度末に廃止の予定です。
廃止後の移行先
廃止になったらどうなるのですか?
令和2年6月までに移行を終えた介護療養型医療施設では、約80%が本来目的としていた移行先である介護医療院となっています。約10%は介護療養病床から医療療養病床へ移行しています。
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