小児医療
【概要】小児医療とは?
【ひと言で簡単に説明】
小児医療とは、何ですか?
小児医療とは、簡単に言うと「15歳未満の小児を対象とする医療」です。
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小児医療のアウトライン
小児医療とは、15歳未満の小児を対象とする医療です。成人に対する医療と同様に、外来・入院だけでなく、高度専門医療、小児救急医療、小児在宅医療など様々な領域が存在します。
皆さんもご存知のように、小児科を標榜している病院・クリニックが、小児医療を提供しています!小児医療に特化した病院の中には、あまり聞きなれない病院もあるのでこのページで紹介していきます!
小児医療は5疾病5事業の1つの事業であり、各都道府県で医療計画に定められています。どんな市町村にもなくてはならない医療の枠組みの1つとなっています。
具体的な小児医療に対する医療計画として、大阪府の第7次医療計画を例として載せました!ご確認ください!
5疾病5事業や医療計画にはこちらのページで解説しているので、参考にしてください!
小児医療を提供する病院
小児医療の提供体制は、緊急度や専門性の高さに応じて複数の段階に分かれています。大きく分類すると次の3段階に分けられます。
- 電話相談
- 子ども医療電話相談事業(#8000)
- 一般的な病院
- 一般小児医療(一次)
- 小児地域支援病院(一次~二次)
- 専門的・救急的な病院
- 初期小児救急(一次)
- 小児地域医療センター(二次)
- 小児中核病院(三次)
カッコを付している一次などは、概ね医療圏の区分と一致しています!
小児の救急患者では、その重症度に応じて次の順に緊急搬送されます。
小児救急医療支援事業(160地区)
小児救急医療拠点病院(31カ所)
救命救急センター(297カ所)
救命救急センターには大人も搬送されています。
対応が難しい場合は、小児救命救急センターがメインで対応します。
小児科を標榜する病院・診療所の推移
小児科を標榜している病院は、近年減少しています。平成5年には約4000軒でしたが、令和2年には約2500軒となっています。また、小児科をメインで扱っている診療所の数はそれほど変化していません。
それでは、小児科の先生も減っているんですか?
減っていません!むしろ増加しています!
平成14年には15,000人を割っていましたが、令和2年には約18,000人となっています!病院数が減っているのは、小さな病院から小児科がなくなり、大きな病院にまとまっているためだと考えられます!
小児慢性特定疾病
小児慢性特定疾病とは、医療費負担の補助を受けることができる疾患です。小児がんの様な病気は、治療期間が長く、医療費負担が高額となります。そのため、家計における医療費の負担を軽減するため、公的な補助を受けられます。これは、児童福祉法で定められています。一般的に小児医療は15歳未満を対象としていますが、この制度では18歳未満が対象となっています。
対象となる病気は、次の16に分類されます。
- 悪性新生物
- 慢性腎疾患
- 慢性呼吸器疾患
- 慢性心疾患
- 内分泌疾患
- 膠原病
- 糖尿病
- 先天性代謝異常
- 血液疾患
- 免疫疾患
- 神経・筋疾患
- 慢性消化器疾患
- 染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群
- 皮膚疾患
- 骨系統疾患
- 脈管系疾患
様々な病気が16個に分類されています!詳しくは次のPDFをご覧ください!
【データ】数値で現状を確認
【定義】
- タップで確認
-
一般的に15歳未満の小児(児童福祉法第6条の2第2項に規定する小児慢性特定疾病医療支援の対象である場合は、18歳未満の者)に対する医療
大阪府 第7次医療計画
【Q&A】小児医療に関するよくある疑問・質問まとめ【FAQ】
【関連キーワード】
【参考サイト】
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001040960.pdf
【マンガ(漫画)】
【ドラマ】
【国試対策】国家試験の過去問解説
資格試験の過去問で知識を整理しましょう!試験対策にもお役立てください!
医師国家試験
社会福祉に関する法律とその内容の組合せで誤っているのはどれか。
医師国家試験 第110回 E-24 (2016/平成28)
- a:児童福祉法 ——— 児童手当の支給
- b:障害者福祉法 ——— 身体障害者手帳の交付
- c:生活保護法 ——— 葬祭に必要な費用の支給
- d:母子保健法 ——— 小児慢性特定疾病の医療費助成
- e:老人福祉法 ——— 在宅福祉サービスの提供
- 解答を見る
-
- a:児童福祉法 ——— 児童手当の支給
- 正しい。
- b:障害者福祉法 ——— 身体障害者手帳の交付
- 正しい。
- c:生活保護法 ——— 葬祭に必要な費用の支給
- 正しい。
- d:母子保健法 ——— 小児慢性特定疾病の医療費助成
- 誤り。
- 児童福祉法である。
- e:老人福祉法 ——— 在宅福祉サービスの提供
- 正しい。
- a:児童福祉法 ——— 児童手当の支給
看護師国家試験
該当問題探し中
ケアマネジャー試験
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